手漉き和紙一覧


小国和紙で主に生産している和紙は、「雪さらし」「ふだ紙」「柿渋紙」「杉皮紙」「ちり入り」があります。その他、ご要望に応じて和紙を生産しています。
種類や価格、在庫など詳細につきましては、お気軽にお問い合わせください。

雪さらし

雪さらしの紙は雪国ならではの製法で作られます。2月~3月の良く晴れた日に皮引きを終えた白皮を雪上に並べ自然の力で白くします。
雪が溶けるとオゾンという気体が発生し、水と反応すると過酸化水素水ができます。過酸化水素水が漂白剤の役割をしてこうぞが白くなります。

雪晒し前の状態(未晒し)

雪晒し後の状態

雪晒しの風景


過酸化水素水は反応すると水と酸素になり、水はまたオゾンと反応して雪があるうちはこの反応が続きます。ですが自然のサイクルの中で起ている反応ですので人体への影響は考えられないほど見えない所で起きてます。

雪晒しの紙

雪晒しの厚み比較


他にも日光の紫外線の作用や放射冷却で気温が下がり凍るなどの作用が合わさって非常に美しく漂白されます。小国和紙の雪さらしの紙は自家栽培の原料を昔ながらの木灰液で煮あげ、ていねいに漉き仕上げています。
雪さらしの紙は主に小国判(29×39cm)、菊判(65x99cm)、大判(75×145cm)で生産しております。

ふだ紙

ふだ紙は着物や反物の札として使われている紙です。染料で染めたり洗ったりの工程でも溶けない紙ということで8匁前後の厚紙に柿渋を塗り、紙を強くして使用されています。
小国和紙生産組合ではふだ紙を、さまざまな用途に対応できるように色々な厚みで漉き分けております。

ふだ紙

厚みの比較5匁~11匁

厚みの比較3匁~9匁


ふだ紙の紙は主に小国判(29×39cm)、菊判(65cmx99cm)、大判(75cm×145cm)で生産しております。

柿渋紙

柿渋は渋柿の果汁を発酵、熟成したもので昔から使われてきた塗料です。木、布、糸、紙などに補強(防水、防虫、防腐)のために使われていたと言われています。
和紙に柿渋を塗ると茶色になり紙が固く強張りますが、表面のケバ立ちを抑えたり、耐水性も高まります。塗りたては薄い色ですが、酸化することで色が濃くなり落ち着いた色合いになります。柿渋を塗り重ねて濃い色にすることもできます。

柿渋紙(1度塗り)


最近では住宅の壁紙などとしても使われるようになってきました。柿渋に含まれるタンニンがホルムアルデヒドを吸着する作用がありシックハウスの対策になります。
レザー製品のように使えば使うほど”味”がでるのも特徴の一つです。

柿渋紙(2度塗り)


柿渋紙は主に小国判(29×39cm)、菊判(65cmx99cm)で生産しております。札紙11匁の紙に柿渋の1度塗りと2度塗りの紙もございます。

杉皮紙

越後杉の皮をコウゾと同じように煮て叩いて漉きこんだ紙です。杉皮のほぐれ具合やコウゾとのブレンド量を調整することで様々な表情に仕上がります。

杉皮紙1

杉皮紙2


杉皮紙3

杉皮紙4


杉皮紙は主に小国判(29cmx39cm)で生産しております。

紅花入り

紅花の花びらを紙に漉きこんだ紙です。

紅花入り


紅花入り紙は主に菊判(65cmx99cm)で生産しております。

チリ入り

チリ入りの紙はこうぞの表皮を混ぜて漉いたり(チリ入りAの紙)、表皮の付いている黒皮で漉いた紙(チリ入りBの紙)があります。

チリ入りA

チリ入りB


チリ入り紙は主に小国判(29×39cm)、菊判(65cmx99cm)で生産しております。

小国和紙の取り扱いサイズ


※サイズごとに価格は異なります。販売は1枚から行っておりますが、種類ごとに取り扱いのないサイズもございます。まずはお問い合わせください。
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