新潟県内で手漉き和紙を製造する工房が集まり発足し、
生紙(手漉き和紙)の普及のため活動している団体です。
振興会に関するお問い合わせはこちらまで、
【事務局 小国和紙生産組合(担当.今井)】
Tel.0258(95)3016 Fax.0258(95)3164  e-mail info@oguniwashi.com

福島潟ヨシあし和紙の会 福島潟ヨシあし和紙の会 福島潟ヨシあし和紙の会 小国和紙 雪布和紙 雪布和紙 雪布和紙 生紙を語る会(新潟市小さな美術館とき) 小国和紙 雪晒し 新潟国体の表彰状づくり 新潟国体の表彰状づくり 新潟国体表彰状作り 生紙を語る会(長岡市 ギャラリー沙蔵) 生紙を語る会(ギャラリー沙蔵) 紙工房 泉 雪布和紙 原刀利松 会津流小出生紙 会津流小出生紙 会津流小出生紙 伊沢和紙工房 福島潟ヨシあし和紙の会

        越後生紙振興会の7工房の紙のほか、並行して開催される「全国手漉き和紙青年の集い」
        に参加する紙屋が持ち寄った紙を一堂に展示しており、全国の手漉き和紙がご覧いただける
        滅多にない機会です。
        会期中は越後生紙振興会の会員が当番でついておりますのでご説明いたします。
        この機会にぜひ、ご覧下さい。詳しくはこちらをご覧ください。

  • 平成26年6月13日(木)~15日(火) 「全国手漉き和紙青年の集い新潟大会」開催のお知らせ
    • この集いは、全国の紙漉き職人が一堂に集まり自由に話し合いの場を設けようとの呼びかけで

        約40年前に、全国の和紙産地を巡回し紙の作り手、使い手、問屋など、和紙の係る幅広い人が
        集い始まりました。今年は新潟県長岡市、小国町、柏崎市高柳町を会場に、和紙の現状や
        将来のこと、地域の特色の意見交換、門出和紙、小国和紙の工房見学、原料栽培の研修など、
        全国の和紙に係る皆様との勉強会、意見交換会が行われる予定です。
        ご興味のある方は事務局まで問い合わせください。

越後の紙屋から…

越後の紙屋は、原料の楮(こうぞ)を育てる…雪の季節に紙を漉く…春の陽で紙を干す…。実は100年余り前まで当たり前だった。今、紙を育てる紙屋は、現在全国200戸余りの中でも1割にも満たない。越後では奇跡的に現代に繋いでいるのです。現在、正道ともいうべき紙作りは、便利な紙に取って代わり、本物を見分けることも使いこなせる人もわずかになり、このままではやがて消え去るでありましょう。本物(自然)を残すことは、本物を使える人を増やすしかなく、それは本物を知る人を増やすことに他ならないのです。越後の紙屋が伝統の紙を継ぐ意味は、いつの時代も人が自然と会話しながら生きる姿勢を守り繋ぐことにあるのかも知れません。洋紙100年、和紙1000年といわれるように楮の靭皮繊維を使うことで、抜群の耐久性、強靭性そしてやわらかな光沢など、美しい紙は世界においても高い評価を得ているのです。和紙(生紙)は、日本の誇れる財産です。越後の紙屋全員がこうした真面目な正道の紙を今日も守り伝えているのです。
現在、日本の和紙界はどこも疲弊しきっており、このままでは10年後に何割の紙屋が残るのかという現況であります。国や行政でも後継者を残すべく手立ては講じているのですが、それらの後継者がここ10年自立できていないのが現状です。残念ながら和紙界にあっては「後継者問題はないのです。」必要としていないということを意味しております。ましてや国産原料の楮は、白皮で30tを切り、ほとんどが外国からの輸入です。驚くべくその内新潟県内で8tほどが使用されているのです。原料からして本物の紙は末期現象が迫っているといえましょう。そうした中で幸か不幸か45年に1度の国体が我が新潟県にやってきた。そして、その時に巡り合った紙屋はどう取り組めばよいのか?国体が巡ってきたことは私どもにとって天命とも言えるのではないか、こうした時代だからこそ紙屋の「意気」「意地」を試されているようでもある。国体は通常の「こなし事業」ではいけない、真の越後人の「もてなしの心」を発揮しろと背中を押されている気分でもあります。我々、越後の紙屋の一分としてできるだけのことをやろうと正月10日に誓い合ったところです。

越後生紙振興会 会員

越後門出和紙

新潟県柏崎市高柳町門出2851
Tel.0257(41)2361
Fax.0257(41)3024
http://www.kadoidewashi.com
✉ info@kadoidewashi.com


会津流小出生紙

新潟県東蒲原郡阿賀町小出2818
Tel.0254(95)3493


雪布和紙工房

新潟県長岡市


伊沢和紙工房

新潟県十日町市犬伏143
Tel/Fax.
0255(95)6692


福島潟ヨシあし和紙の会

新潟県新潟市北区前新田乙493
025(388)5314


紙工房 泉

新潟県西蒲原郡弥彦村上泉1877
090(2764)6030


小国和紙生産組合

新潟県長岡市小国町小栗山145
Tel.0258(95)3016
Fax.0258(95)3164
http://www.oguniwashi.jp/
Mail info@oguniwashi.com



生紙(きがみ)について

現在「和紙」の定義が曖昧になってきております。ひと昔前までは、植物の皮(靭皮繊維)を原料とした国産手漉き和紙を意味しておりましたが、やがて木材パルプが混入された機械漉きが主流になり、牛乳パックの手漉きまで和紙と呼ばれるに至っております。「和紙」の名前の起源は、明治に入って、洋紙と区別するために発生したことから時代によって和紙の意味が変化するものだと言われれば、残念ながら全面否定をすることも難しく、それならばひと昔前の年配の方が使っていた「生紙」(きがみ)という本物の和紙で未加工な紙を指す名前を当会の名称にすることと致しました。

「日本の生紙展」のご案内

越後生紙振興会主催の展覧会を下記のとおり開催することになりました。今回の展覧会では、越後生紙振興会の7工房の紙のほか、並行して開催される「全国手漉き和紙青年の集い(※2)」に参加する紙屋が持ち寄った紙を一堂に展示しており、全国の手漉き和紙がご覧いただける滅多にない機会です。会期中は越後生紙振興会の会員が当番でついておりますのでご説明いたします。
ご多忙中、誠に恐縮に存じますがこの機会に是非ご覧くださいますよう、ご案内申し上げます。                                     
 
日時  平成26年6月12日(木)~ 6月17日(火)
時間  午前10時~午後17時まで(最終日は15時まで)
場所  シティーホールプラザ アオーレ長岡 西棟1階 ホワイエ
  所在地 〒940-8501 新潟県長岡市大手通1丁目4番地10
  Tel.0258-39-2500
詳しくはこちらをご覧ください。

※2 全国手漉き和紙青年の集いとは、1974年(昭和49年)全国の紙漉きが一同に  
集まり自由に話し合いのできる場を設けようとの呼びかけで始まりました。 
全国の和紙産地を巡回し、各産地の紙の作り手から使い手、問屋さんまで
紙にかかわる幅広い人たちが集います。
今回は平成26年6月13日~15日の日程で新潟県長岡、小国、高柳を会場に
開催されます。

 
【展覧会に関するお問い合わせは、】
 小国和紙生産組合(越後生紙振興会 事務局、担当 今井宏明)
 〒949-5341 新潟県長岡市小国町小栗山145 Tel.0258(95)3016、Mail info@oguniwashi.com

越後生紙振興会 賛助会員 入会のお願い

「越後の紙屋から」で述べましたように、今日の生紙生産地がとても厳しい現況にあり、点であった産地が一同に集まることとなりました。そこでお互いが共有する「想い」を「形」にすべく「越後生紙振興会」を設立いたしました。紙を作ることしか経験のない私たちですので、アドバイスや資金など支援して下さる賛助会員を呼びかけさせて頂きます。どうか、我々の「想い」に賛同して下さる方から入会して頂きたく、心よりお願い申し上げます。尚、会費や寄付金は下記の目的に使用することとし、毎年1月の総会時に事業や会計の報告をさせて頂きます。
(1)越後の生紙を広く知ってもらう、周知の活動。
パンフレット、広報、小冊子(生紙ができるまで)発行、展示会
(2)後継者育成とその道具の購入代金
(3)その他

年会費

◎振込先
○個人1,000円○団体10,000円
○ゆうちょ銀行店番:128 普通口座:15860521
越後生紙振興会(エチゴキガミシンコウカイ)
長岡市小国町小栗山145TELO258-95-3016
郵便振替越後生紙振興会00500-7-100331
*ご入金をいただいた方から登録して受領書を送らせて頂きます。

問い合わせ

越後生紙振興会
事務局 小国和紙生産組合内(担当.今井宏明)
〒949-5341 新潟県長岡市小国町小栗山145
te10258-95-3016 faxO258-95-3164 LinkIconE-mail